2018年 11月 27日 ( 1 )

裏千家 腰掛待合前四角生け込み燈籠

似てると思う

ひろしです。

裏千家の露地には西側から無色軒、寒雲亭、今日庵、又隠の茶室があり、それに並行するように大炉の間、咄々斎、利休堂が建ちます。
数多くある茶席の使い勝手を考えて打たれた延段は入り組んでいて奥行と深山幽谷の景を演出する為多くの植栽がなされています。
そのため裏千家の設えとは逆に鉢灯り、道明灯りと、見付の燈籠を各所に設けてあります。

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裏千家 腰掛待合前四角生け込み燈籠
寒雲亭前のこの石燈籠は小袖の蹲踞の鉢灯りと腰掛待合の梅見門に至る延段の道灯りを兼ね備えています。
特徴は重みのある宝珠に肉厚のある照った笠、火袋は四方に火窓を設け、火窓の左右には唐草を刻みます。
中台も肉厚を持たせ、全体的に重厚感のある石燈籠です。
写真は弊社写しの物ですが、なぜか火窓は前後にしか空いておりません…
写した当時は四面抜きが流行らなかったのか、単に間違えただけなのか、そのあたりは不明ですが、それ以外はかなり本歌に近い姿で映してあります。

正にプロ好みな1基ではないでしょうか?

では。

by tokan-en-yoshidah | 2018-11-27 15:46 | 燈籠・lantern | Comments(0)