2011年 06月 11日 ( 1 )

迫石の手水鉢

迫石の手水鉢
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これはもともと京都の清滝道に在する清滝トンネルの一部迫石を使って造られた手水鉢とされております

まずはトンネルの基本的な構造を見てみます↓
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図下手ですみません・・・



この手水鉢はトンネルのアーチ部分に当たる迫石と呼ばれる物で造られ・・・↓
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またまたすみません・・・


詳しく分類しますと
要石
アーチの重要な部分
最上部にはめ込まれた、
力学的にも文字通り要の石ですね!
そのままです・・・
別名:キーストーン


そして、アーチの曲線が側壁の直線につながる所からを
迫受石と呼び
アーチを支える土台の部分で、特別な形状の石が使われていることがあります

そして、アーチを形成する石を
迫石と呼びます
通常は同じ寸法の台形状の石を並べます
石橋でも同じ構造を用いるのですが
石橋の場合迫石とは呼ばず輪石と呼ぶそうです


で、今回の手水鉢は
構造が上図とは少し違いこちらの構造状のものだということが判断できます
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これの迫石の部分ですね!

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どうですか?
小面を見ると楯状迫石だと言うことがよく分かると思います



こう見るのではなくて
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こう見るってことですね
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なんでも形あるもの
捨てずに新たな命を吹き込む職人の知恵
いつも学ばされます!

現在都乾園に在庫しておりますが1点ものなので・・・

by tokan-en-yoshidah | 2011-06-11 15:54 | 手水鉢・wash basin | Comments(0)