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竜の棲む滝を見る 枝垂桜の延寿院

私のふるさと三重にも有名な燈篭があります。

三重県名張市赤目町
赤目滝の登口にある延寿院
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赤目滝とは、
滝の数が48と多く、
竜が棲む底知れぬ深澤があるといわれています。
それらの滝は、
弥陀の浄土に生まれようとする浄土思想の実践の道場でもあったそうです。
また、この滝はあみだが滝と呼ばれ、
48滝もこの阿弥陀如来48願からそう呼ばれる様になったそうです。


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そんな赤目滝の登口にある延寿院には
樹高7m・胸高周囲3.3mもある
市天然記念物枝垂桜があります。

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本堂前には国の重要文化財に指定されている
鎌倉時代石燈籠があります。
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特徴
大きさ7尺5寸
下台は複弁で反花で受座には上向きの連弁があり側面には格狭間。
宝珠は請花付きで背が高く、
特に特徴的なのは竿で、
節と呼ばれるものが三節あり竹の様な形をしています。
また竿には徳治二年(1307年)の年号が彫られています。
唯、残念な事に竿は一度破損し、
江戸時代ぐらいに新しいものに変わっている様です。




そんな見所いっぱいで日本三大不動のひとつを安置する延寿院
一度訪れてみてください。

by tokan-en-yoshidah | 2008-02-26 21:50 | 燈籠・lantern

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