祓戸神社形石燈籠

ポニョ

ひろしです。

祓戸神社形石燈籠(はらえどじんじゃ)
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本歌 春日大社内祓戸神社 室町時代初期 180cm 奈良石製

祓戸神社は770年頃には既に鎮座していたと云われる古社で、毎年春日祭の際には祓戸神社にてお祓いされます。
その祓戸神社前に木柵で囲われた一基の石燈籠が祓戸神社形石燈籠。
特徴は前後に大きく空いた火窓と、前後の火窓から見て左面に彫られた神鹿で、正面左に牡鹿、背面左に彫られた牝鹿です。
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牡鹿
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牝鹿

春日大社には沢山の神鹿がおられることから、この彫刻がなされたのだろうと推測されます。
そして、この祓戸神社形石燈籠が今日よく見られる春日形石燈籠の起源であるとも云われており、祓戸神社形石燈籠を春日形と呼ぶこともあります。
しかし、今日の春日形程彫刻に派手さが無いのと、神鹿が牡牝の二体彫られていることからこちらをほんとうの春日形と呼ぶこともあります。

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因みに本歌に刻銘は無いそうです。

では。


by tokan-en-yoshidah | 2018-11-06 13:31 | 燈籠・lantern | Comments(0)

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