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湖西旧161号・大溝に建つ近藤重蔵と中江藤樹の道標

残念すぐる…

ひろしです。

滋賀県は湖西に位置する大溝地方に建つ
近藤重蔵と中江藤樹の道標

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近藤重蔵とは
江戸町奉行配下に生まれ、北方領土を探検し、開発・防備に死力を尽くした役人で、不幸にも息子の罪に連座し、滋賀県の大溝藩にお預けのみとなった。
ところが大溝藩は学問を好む気風があり、重蔵を丁重にもてなしたそうで、
その風格と識見は藩内の人々に大きな感化を及ぼしたと言われています。
重蔵の学識は、地理や歴史、経済、自然科学等広い分野にわたったと言われています。
しかし残念なことに大溝藩のお預けの身となって2年後病に倒れ、1829年59歳で亡くなり、この地(円光禅寺内瑞雪院)に葬られたそうです。

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中江藤樹
近江国出身の江戸時代初期の陽明学者。
27歳で母への孝行と健康上の理由に藩に辞職願いを提出するが拒絶されたが、脱藩し近江に戻った。
後に郷里で、私塾(藤樹書院)を開く。
やがて朱子学に傾倒するが次第に陽明学の影響を受け、格物致知論を究明し、
後に近江聖人と称えられた。

両人とも大溝に深く関わった偉人であることは間違い無く、
またそれらを祀った道標も特別変わったものというのも間違いないと思います。

by tokan-en-yoshidah | 2014-11-07 17:05 | 道標・signpost

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