亀岡 保津百景の道標
やっぱり電車で行こう!
ひろしです。
亀岡駅を出て保津川を渡り、しばらく歩いて旧道に入ると
大きく傾いた一本の道標がみられます。
保津百景道しるべ
この道標は正面に左右名所が刻まれ
左右の面には一切の文字を刻みません。
右 あたご 道
裏面には薄っすらと
と刻まれております。
先ずここに出てくる「いづも」と言うのは
和銅2年に創建された本殿(後に足利尊氏によって再建)で重要文化財に指定されている
縁結びで有名な出雲大神宮のことを指すと思われます。
この出雲大神宮は元出雲と言われ、島根県の出雲大社より以前の創建と伝わるそうです。
そして、京都の道標の中で最もよく見ると言っても間違いないであろう「あたご」。
大正期に彫られたこの道標
当時亀岡では、賑わった神社の一つであったことがうかがえます。
by tokan-en-yoshidah | 2014-02-20 04:00 | 道標・signpost