京都加茂七石

紅葉がお盛んです。

ひろしです。

京都は数多くの名石と言われている石の産地として有名です。
代表的なもので
白川石
鞍馬石
貴船石
真黒石
等があげられます。

今日は上記に挙げた中にも含まれる加茂七石について。
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先ず有名どころから
1.鞍馬石
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火成岩・深成岩の花崗閃緑岩と呼ばれる石質で、雨風当たる表面からは鉄錆色が浮き出てきます。
鞍馬石も取れる場所によって色目、硬さ、成分等の違いが見られ
それらを分類すると
本鞍馬・米鞍馬・鬼鞍馬・金鞍馬・黒鞍馬・栗鞍馬と6種類に別けられます。

2.八瀬真黒石
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写真奥が加茂真黒石で手前が八瀬真黒石
北山山地を母体とし、加茂川と高野川水系とに分けられます。
真黒石も鞍馬石同様数種類に分類され、
本真黒・蛇時雨真黒・青加茂真黒・巣立真黒・梅林真黒・コブ真黒と6種類に分けられています。

3.紅加茂石
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京都の赤石と言えば紅加茂
朱がキツイほど高価と言われ、紅色の中に白が混ざる事から
お肉の様に見え「肉石」と言った愛称で親しまれています。

4.雲ヶ畑石
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通称「畑石」と言われており、石質はチャート。
紅加茂石と似たところはありますが、石質が違うことより、見た目も少し変わります。
また、畑石の中には貴船石に似たものもあり、チャート質のもの以外に輝緑凝灰岩の物も含まれます。

5.貴船石
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石質は堆積岩・火山砕屑岩質輝緑凝灰岩
イメージとしては蓬色(紫)をしたものが貴船石と思われがちですが、
実際蓬色したものは希少で青やグレー等と言った色が多く見られます。
また、蓬色した貴船石は紫貴船・ヨモギと呼ばれ、青い石は青貴船、その他の物を五色貴船と読んでいます。

6.賎機石
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賎機石、通称糸掛け石。
静原川で産出されていたこの石は、柔らかい部分が削り落ち、硬い部分が線状にに残り、
それが蜘蛛の糸の様に見えることから「糸掛け石」と呼ばれるようになったそうです。

7.畚下ろし石
畚とは藁や竹で編まれた籠をさします。
その昔、鞍馬山で取れる火打石を畚に入れ、麓で名産品として火打石とお金を畚に入れて商売したことより鞍馬山で取れる火打石を畚下ろし石と呼ばれるようになったそうです。※写真はありません。
そのうち探石してきますwww


興味のある方は弊社に展示してありますので
気軽にお立ち寄りください♪

by tokan-en-yoshidah | 2013-11-28 11:24 | 石・stone | Comments(0)

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