清涼寺 弥勒多宝石仏

清涼寺 弥勒多宝石仏(みろくたほうせきぶつ)
高さ210cm 鎌倉時代前期


嵯峨清涼寺山門をくぐり、本堂に向かって右側(東)に弥勒多宝石仏(両面石仏)と呼ばれるものが在します

コレは宝塔と弥勒坐像を表と裏に肉彫りしたものでどちらを正面ととらえるものかわかりませんが、
あえて私は本堂側を正面とみたいと思います

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表面は舟形の光背にし、凡そ80cm程の蓮華坐上に弥勒坐像を肉彫りし、上方には天蓋を彫ります



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裏面は宝塔を肉彫りし、軸部に彫られた扉は開かれ、蓮華座上に二仏を肉彫りしています。(写真では見難いですが・・・)
また、多宝塔最古とも言われる京都市東山区安養寺弁天堂の宝塔も同じように軸部扉の中に二仏を彫られています。


弥勒多宝石仏(両面石仏)が乗る下の大きな円形の複弁反花座は後補の物と見てとれます。



清涼寺弥勒多宝石仏は言い伝えによると空也上人の作といわれているそうです。


つづく

by tokan-en-yoshidah | 2012-07-10 14:04 | 石塔・tower | Comments(0)

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