為因寺 宝篋印塔 (旧善妙寺) 

京都高雄地区の善妙寺地区(右京区梅ヶ畑奥殿町)の住宅の中にある
為因寺

この辺りには昔、善妙寺(1221年造営)という
高山寺別院の尼寺が存在したそうですが、
寺は早くに廃亡され
天正七年に為因寺として再建されたそうです


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この石造宝篋印塔は
神仏分離により
壊されてしまうことを恐れた尼達が
当時の善妙寺境内に当たる現高雄小学校内の地中に埋め隠した物を
建設工事により地中から発見され
現在の為因寺に移されてきたそうです




為因寺・宝篋印塔
京都市右京区梅ヶ畑奥殿町46
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高さ210cm 花崗岩製

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相輪は折れ、九輪上部の四輪と請花基礎の下部等がありません

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笠は四隅が馬耳状で
大きく乗る四隅の隅飾は別石で出来ています

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塔身は大きく
正面には阿難塔と刻まれています

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後面には文永二年・乙丑・八月八日建之と刻まれています

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基礎部分は失われており
上端の二段が残っているだけでした



為因寺の宝篋印塔は
現存する我国の宝篋印塔の中では最も古いといわれる形をしているそうです

by tokan-en-yoshidah | 2010-11-16 13:05 | 石塔・tower | Comments(0)

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