サザレ石
さざれ石が採れることで有名な土地です。
さざれ石は「君が代」にも歌われるほどの有名な石で、
その本質はどういった物なのでしょうか?
さざれ石と呼ばれる石は全国に幾つかあり、
その一つとして
京都のさざれ石は、
チャート質の薄茶褐色系の山石で、
当社北山都乾園の竜安寺支店から西は高雄方面と広範囲で見られます。
そんな京都ではさざれ石を景石や石積等の材料として昔から親しんできました。
そんなさざれ石のもっとも有名なのは
岐阜県揖斐川町のさざれ石です。
ここのさざれ石は現在、岐阜県の天然記念物に指定されているらしいです。
しかもその周囲には「さざれ石公園」なるものまであるみたいです。
ここで採れるさざれ石は
石灰質角礫岩の山石で、
長年月で溶解した石灰岩が付近の小石を接着し、
大きな固まりとなったものです。
このさざれ石は、
文部省の中庭や
伊勢神宮、熱田神宮、明治神宮、金刀比羅宮、出雲大社、
霧島神宮、日枝神社、橿原神宮、乃木神社など、
全国で40箇所以上の有名神社で見ることが出来ます。
ちなみに京都は吉田山の吉田神社でこの石が見られます。
近くに行く事があればぜひ見てみてください。
by tokan-en-yoshidah | 2007-09-19 22:30 | 石・stone