京都市眺望景観創生条例
これに伴い、各種の規制等が京都市内の宅地及び建物に及ぶことになった。
景観規制とは
古都の眺望を守り、屋上広告の全面禁止などを盛り込んだ
京都市の「新景観政策」の関連条例。
町家など伝統的な景色が失われつつあることに危機感を募らせた市が、
これから100年先を見据え、踏み切った抜本的な規制強化。、
市中心部では、建築物の高さの上限が45メートルから31メートルに変更。
市内全域では、屋上広告や点滅広告が禁止される。
建築物の高さや、デザインや色にも規制を加え、
大文字の送り火など38の眺望を保全対象にした新景観政策。
大胆な施策を導入した背景には、
ビルやマンションが次々と建てられ、
町家など伝統的な建築物が姿を消すことへの市の危機感がある。
100年後を見据えたこの条例。
古都の景観を掲げる市は
「やれることは最大限取り組んできたし、
説明を求める市民がいればどこでもいく。
資産価値などの話もあるが、
景観を守ることで地域全体の価値があがる効果があることにも目を向けてもらいたい」
と話している。
本来、もっと前から規制しなければいけなかったこの条例。
今になって動き出すことによる代償は大きいでしょう。
この条例によって関連業者(当社、北山都乾園含)はもちろん
一般市民にも影響します。
建築確認が送れ建売がキャンセルになったり・・・
建築物を購入する際、
基準に合わない建築物にはローンを認めない・・・
正直この条例は私自身賛成なのですが、
生きていく立場で見ると反対なところもあります。
by tokan-en-yoshidah | 2007-09-03 19:50 | 自然 環境・environment