ハートでロックな話
どうして笠の数があんな三重・五重・七重・九重・十三重なんだろう?
なんて不思議に思ったこと無いだっちゃ???
これにはと~っても深い意味があるだっちゃ。
基本的に石塔には三重・五重・七重・九重・十三重塔って種類があるだっちゃ。
で、みなさん十三仏事って知ってるだっちゃ?
まずは7重塔は、七仏事から来ているもので初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日から来ているとされているだっちゃ。
ちなみにこの七仏事までを中陰(ちゅういん)って言ってインドから来ているだっちゃ。
次に三重塔、三仏事といわれるのが由来。
三仏事は百ヵ日、一周忌、三回忌でこちらは中国から来ているだっちゃ。
最後は十三重塔で、七仏事と三仏事、そして日本を起源とする、七回忌、十三回忌、三十三回忌の三仏事がすべて合わさって十三仏事となったことが由来らしいだっちゃ。
五重と九重塔だけは知識不足で調べている途中だっちゃ。
でそんな塔身には大抵梵字、もしくは仏が四方に刻まれているだっちゃ。
それらを四方仏といって、それらは四面とも文字や仏の形が違うだっちゃ。
物によって文字が少し違うんだけどすべての文字に意味があり、
すべての仏に意味があるだっちゃ。
ではそんな塔身の梵字をお勉強だっちゃ。
まず
北に弥陀様
と各方角に主尊を司る仏が刻まれてるだっちゃ。
だけどこれらとは違う仏を刻むこともあり、
文字はそれぞれで変わる事が多いだっちゃ。
(例:アン=普賢菩薩、バク=釈迦如来、マン=文殊菩薩と言った様に釈迦にも釈迦三尊と言う三仏があるのでどれが書かれるかは分からないだっちゃ。)
こう言った事から一度そういった視線で塔を見てほしいだっちゃ。
何か悟りが開くかもよ
by tokan-en-yoshidah | 2007-08-09 20:58 | 石・stone