六方石

六方石
溶岩が冷却し収縮する過程で
六角形の縦向の割層(柱状節理)が生じてできたものです

有名なものでは
城之崎の六方石
伊豆の六方石
等があります


まずは
静岡県田方郡大仁町産 安山岩質六方石
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都乾園資料館より

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園柱状節理が発達し、巨大な岩塊が岩柱になっています
断面が六角形をしていることから六方石と呼ばれているのですが
実際は三角形や四角・八角形等形はさまざまです
採石直後は青味がかった色ですが
有鉄分質のため
空気にふれると黄掛かった色に変わります
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また雨などにあたっているうちに黒くなる特質も持っています
現在は採石されていません


兵庫県城之崎産 玄武岩質六方石(塩基性火成岩)
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城之崎玄武洞六方石 某ホームページより写真を頂きました

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城之崎の六方石伊豆の六方石と石質が異なり
玄武岩質であります
そもそも玄武岩の語源となった玄武洞(国指定天然記念物)があるのはここ城之崎なのです
玄武洞は約160万年前に来日岳の噴火によって噴出されたマグマが冷却され
玄武岩塊が形成されたもので
約6,000年前に波の侵食により玄武岩塊が表面に浮かび上がり
これを採掘したものが城之崎の六方石とよばれるものです
また大概は縦に柱状に並んでいる層なのですが
ここで見られる柱状節理は流動性が在り
柱状部が六角で柱に直角に割れています

現在はこの場所は国の天然記念物とされていますので
勿の論で採取は出来ません


中国〇〇省産 カンラン石玄武岩六方石
最後は中国六方石
近年国内産六方石が採掘困難なことにより
海外より多量に輸入されています
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都乾園資材置場より

特徴は黒色で細粒緻密
採掘される場所によっては
斜長石とカンラン石の斑晶に富む玄武岩もみられます
現在も採掘されています(笑)

他にも
インドネシア産六方石
世界には沢山の六方石があります
現在採掘はされていますが都乾園では品薄です!
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インドネシア産六方石都乾園資材置場より



地球は広く
世界ひろしと言えども
このスケールには驚かされてばかりです(笑)

by tokan-en-yoshidah | 2009-12-02 20:16 | 石・stone | Comments(0)

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